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side b
光と影。
これまでの物語を、脈打つ鼓動の中で繋ぐ
役者100人展には、これまで5本のタイトルがある。
2018年開催は『泣き顔展』、2019年は『秘密展』
2020年はコロナに巻き込まれたエンタメ業界で戦う役者の生き様を描いた『戦う役者100人展』
2021年はそんな時代からまた新しく一歩を踏み出すために『はじまりの、役者100人展』
そして昨年2022年は謳歌する役者を描いた『うたう!役者100人展!!』と続いた。
2023年はこの5本を振り返り、“これまで”を描く企画となっている。
この「side b」では、この5本を繋ぐ物語を描こうと思う。
泣→秘密→戦→はじまり→うたうの間にある、点と点を結ぶ4つの物語を
“線”ではなく、波で繋ごうと思っている。
ただ真っ直ぐな線を引くわけではなく、揺れ動き、ペースもトーンも一定ではない波で繋ぐことで
写真を見てくれる方が感じ取れる幅を広げようと思っている。
今回『“これまで”の役者100人展』に足を運んでくれるお客様も、一人一人これまでの「役者100人展」で得ている情報量が違うと想定し
敢えて抽象的に、曖昧に描くことで本展示の“スパイス”や“違和感”でありつつ、どこか居心地の良い空間を作り出したいと考えている。
あくまでも[役者としての人生]を進んでいく生き様を、どこか優しく、どこか繊細に、刻んだ。
その一本道で揺れ動く、脈打つ鼓動を感じられる役者自身の光と影を写し出したいと考えている。
最後に、この4本の物語は
“これまで”にどこか寄り添いながらも
全く違う視点の、“これから”に進むための
一つの物語でもある。
cast
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